魔法使いやスーパーマンではないので悩むことは多い

訪問リハビリをしていて。
毎週訪問しているけれど。
なかなか変化が見えない利用者さんに対しては、私の訪問って意味あるのかな?と思う時があります。
それでも髪の毛一本分の変化できるところはないか、探りながら地味に訓練しています。

人によっては数年かかってやっと変化が現れる人もいます。
成人の方の場合、
失語症でひらがながわずかに読めるようになったり。
高次脳機能障害の方で、絵の分類ができるようになった(と思ったらまた分からなり…)、ちょっと変化がみられたかな、と思った矢先、転倒して入院になってしまったり。
嚥下訓練していて、最初はスプーン2,3杯がやっとだったのに、数年かかってプリン半カップ食べれたり。
小児の方の場合、
言葉が全くない子がほとんどで。興味もバラバラで。

最近、また難しい利用者様に出会いまして。悩んでました。

そんなときに、こんな動画をみました。

藤原先生のセミナーは一度受けたことがあります。とっても勉強になりました。
参加者の質問に、的確に回答されていて、藤原先生って頭がいいなーと思いました。

この動画で藤原先生は、
「3分ぐらい考えると悩みになるので、悩まないことが大事」
とおっしゃっていて。(開始5分頃におっしゃってます)
確かに。そうすることにしました。

健全な支援者でないと、いい支援は難しい。

悩んだところでいい策が出るわけではない。
私は魔法使いでもスーパーマンでもない。

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