株式会社ルクリエさんのセミナーに参加しました。
書籍はじめよう おうちセラピーを使ったセミナーでした。
発語がないお子さんに対して、何からアプローチしていけばよいのかなど、具体的な方法をセミナーで教えていただきました。セミナー資料の内容に加えて、講師の方が体験談を話して下さったので、明日から私も取り入れてみよう!と思えることが沢山ありました。
今回のセミナーには、言語聴覚士の方の参加が多かったそうです。
お子さんの興味を引く強化子として何を使っていますか?と受講者の方に対する質問がありました。
「シャボン玉を使っています」
「くすぐったり、抱っこして揺らしてあげたりしています」
「100円ショップで売っているような、ねじを巻いて動く玩具」
というお話がありました。
そういうご褒美を使って、言語聴覚士訓練を行っている方もいらっしゃるんだな~と感心しました。
私は、
車が好きなお子さんには、車の絵カード
はめ板が好きなお子さんには、はめ板のピース
ままごとセット(切る玩具)が好きなお子さんには、(切れる)野菜や果物のピース
なども使っています。
年齢の高いお子さんなら、シールも使えますね。
要は、お子さんが好きなものであれば何でもいいんですよね。
その使い方にコツがあるんですね。
言語聴覚士が行う言語訓練は、机に座れないとできない、とよく言われることがありますが、
机に座れないお子さんに対しても、机に座れるようにする練習や、机に座らなくてもできる訓練はあります。
また、発語のないお子さんに対しての訓練は、手遊び歌ぐらいしか思いつかない方もいるかもしれませんが、
もっと大事なことがあります。
そのことについて、言語聴覚士の養成校(2年間の専門学校でした)では教えてもらっていませんでした。
恐らく、養成校の先生もそれを知らないと思います。