人間脳を育てる(灰谷孝)

身体についての本を買ってみました。

「人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長」灰谷 孝(花風社)

花風社の本は、ある保護者の方に栗本啓司さんの本を紹介されて知りました。

栗本さんも灰谷さんも、感覚統合の話と似ているんですが、アプローチのしかたがちょっと違う。整体の考えに近いかな。「コンディショニング」と言ってますね。

金魚体操や、マッサージなどを紹介しています。身体を緩めることも重要だと。

この、灰谷さんの本は、原始反射を評価しながらアプローチしています。恐怖麻痺反射という言葉は初めて聞きました(もしくは忘れてた?)。

ふと、ST養成校のディスアースリアの授業で、バビンスキー反射の見方を先生が教えていたことを思い出しました。原始反射がSTにも関係あること、忘れていました。

例えば、怖がりで場に馴染めないお子さんに出会った場合、

脳機能から考えると、扁桃体の問題かな?

感覚面からみると、触覚防衛反応かな?

原始反射からみると、恐怖麻痺反射が残っているのかな?

と、複数の観点から考えることができるな、と思いました。

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