言語指導教材 磯部久子著には、家族との連携についても書かれていました。
指導者は、子どもの細かい進歩の変化をみつけて、母親に気づかせること。
子どもと毎日生活している家族は、なかなか子どもの成長に気づきにくいですよね。
近所のお子さんが大きくなったことには気づくけど、自分の子どもが大きくなったこと気づかず、他の人に言われて気づいたり。
発達に遅れのあるお子さんであれば尚更、保護者は正常発達のお子さんと比べてしまったり焦ったりして、お子さんの僅かな成長に気づきにくいことが多いです。
保護者にお子さんの成長や、長所を伝えることは、保護者に安心を与え、励ますことにも繋がると思います。
そのためには言語指導の中で、お子さんの成長を見せられるような課題を行えているかも重要になります。
ただし、検査をして保護者に示す、評価をするだけの療育者では不十分、とも思っています。