ペープサートで動きがあったほうが、絵本を見せるよりイメージしやすい

言語指導教材 磯部久子著を読んで私が気づいたことを書いてみます。

発達年齢の低いお子さんは、抽象的な記号(言葉やイラスト)の理解が難しいです。
この本では、『あなたは だあれ』(松谷みよ子 文)の読み聞かせをしたときの話が書かれていました。

子どもの注意が散漫で注目できない。それは本に登場する動物が動かずイメージの躍動感が不足するから。
登場動物をペープサートに作り、ペープサート劇にして見せて楽しませてから絵本を読み聞かせしたところ、子どもたちが集中してみてくれた。

これを読んで私は、

集団療育の保育士の先生は、ペープサートをよく使っていたな。
ペープサートで動きがあったほうが絵本をみるよりイメージしやすいからなのね。

と気づきました。他には、

ちえ遅れの子は、親近性、新奇性、遊戯性のあるものに興味関心を示す。
例えば、同じ乗物絵本でも、自分の家の車やスクールバスと同型の自動車の絵本を好んで見る。

との内容に、

なるほど、そうすると、絵カードを作る時は、一般的な車の写真ではなく、お子さんの自宅の車の写真でカードを作った方がいいのかな

などと考えることができました。

一番真剣に育てなくてはならないのは言語 体を動かしたり物を操作する指導は、学習効果が高い 体を動かしたり物を操作する指導は、学習効果が高い お子さんの細かい進歩の変化をみつけ、保護者に伝える お子さんの細かい進歩の変化をみつけ、保護者に伝える

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA