4歳ぐらいになると、数を数えたり、順番を守ったりすることができるので、すごろくをやることがあります。
しかし、すごろくをやるにも難しいことがたくさんあります。
例えば
・順番を守ることができない
・サイコロを振ることが好きでサイコロを渡してくれない
・マスでないところに駒をすすめてしまう
・自分の駒と相手の駒の区別がつかない
などなど。
それぞれについてスモールステップを考えていきます。
順番を守ることができない
今、誰の順番かを明確に覚えられない可能性がある。今の順番の人が帽子をかぶったり、その人の前に目印の札を立てたりしてみたらどうだろうか。
サイコロを振ることが好きでサイコロを渡してくれない
例えばこんなふうにしてみたらどうだろうか。
サイコロは使わず、例えば形や色の違う積み木を使う。積み木の形や色に応じて進める数を決めておく。
積み木のカラーコピーをとってそこに数字を記しておく。
積み木を袋に入れて、袋の中を見ないで積み木をとり、あらかじめ決めておいた数の分、駒を進める。
マスでないところに駒をすすめてしまう
すごろくシートの絵をもっとシンプルにしてみたらどうだろうか。
マス目を大きくしたり、全体の数を少なくしたらどうだろうか。
すごろくシートの色を統一する、もしくは、色分けしたらどうだろうか。
自分の駒と相手の駒の区別がつかない
駒にお子さんの写真を貼ったり、名前を書いたりすれば区別できるかもしれない。